卍の本当の意味、知ってますか?
前回の記事で、京都には神社仏閣だけでなく、至る所に祠(ほこら)があるお話をしましたが、なぜか京都の祠には必ず卍(マンジ)の印が入っているので、卍の意味も調べてみました。

前回の記事を読んでいない人はまずは祠の記事を読んで見てくださいね!
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卍はじまりの歴史

実は卍の発祥は日本ではなくインドとされていて、その歴史は古く、新石器時代にはすでに卍マークが宗教的シンボルとして使われていたそうです。
その後日本に伝わり、現在日本で確認されている最も古い卍マークは奈良時代の薬師寺本尊の薬師如来の掌と足の裏に描かれています。
日本では地図記号で神社仏閣にも卍マークが使われているので意味は分からずとも馴染みはありますよね!
日本における卍の意味とは?

日本において卍は一般的に仏教を象徴する記号として用いられてきました。
また、日本では「マンジ」と読みますが世界的には「スワスティカ」と読み、「幸運、吉祥」の意味を持ったとても縁起の良い記号とされています。
という事はマジ卍=マジ幸運という事になりますので、嬉しい時にだけ使うようにしましょう。2023年、誰が使うんだ
一見卍マークはナチ〇ドイツの逆卍マーク「ハーケンクロイツ」と似ている事から怖い印象を持つ方もいるかもしれませんが、本来の起源はとても良い意味でした!
ナチ〇ドイツの逆卍マークとの関係は?

実はナチ〇ドイツを象徴する逆卍マークは、ヒトラーが作ったものではありません。
歴史は新石器時代インドの卍マークと共に使われていて、本来逆卍マークも幸福の象徴の意味がありました。ただ、この二つの性質は異なり
卍=和の源
逆卍=力の源
と言った性質があるため、強いドイツを取り戻す意味を込めて逆卍を使っていたのかもしれません(諸説あり)。
陰陽師にも陰と陽があるように、卍にも似て非なる2つのマークがあると考えると、また何か新たな謎が生まれそうでワクワクしますよね!
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今回は、卍の意味についてご紹介させて頂きました。
他にも、京都に関わる不思議な事やちょっと怖い歴史などを紹介していますので他の記事も合わせて読んで見て下さいね!
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