これは観光ではないッ!登山だッ!!
日本屈指の人気観光地、京都。
その中でも外国人観光客No.1人気スポットと言えばここ「伏見稲荷大社」。千本鳥居が有名で鳥居の朱色と山の自然が美しいけれど、ずーっと鳥居と急な階段が続くため、山頂までたどり着く人は少なく、途中で下山される方も多いのです。
今回は、そんな伏見稲荷大社の山頂には何があるのか?その真相を皆様にお伝えいたします。
[目次] 1.さぁ、観光(登山)の始まりだ! 2.伏見稲荷大社に到着! 3.圧巻の世界観!千本鳥居 4.この石、重く感じる?軽く感じる? 5.神隠しにあう人々 6.そこには、絶景が広がっていた 7.山頂だと思ったら、まだ半分でした… 8.そして山頂へ!絶景への期待MAX! 9.下山に驚きのサプライズ 10.まとめ:時間に余裕があれば是非山頂まで! |
さぁ、観光(登山)の始まりだ!
最寄り駅は「京阪電車 伏見稲荷駅」。祇園四条駅からも10分弱でアクセスできるので、京都の一番の繁華街。祇園、河原町への移動も便利です。
駅前の路面店では屋台的な店舗も多く、食べ歩きも出来ちゃいます。
伏見稲荷大社に到着!
五分程歩くと、伏見稲荷大社に到着!平日にも関わらず多くの観光客で賑わっています。
キツネもどやぁ!
しかし今回は山頂に何があるのかを確かめるのが目的!本堂を超え、千本鳥居ゾーンまで向かいます。
圧巻の世界観!千本鳥居
さぁ、やってきました千本鳥居!ここから一生分の鳥居を拝むことになります。入り口はコチラ!
まさに和風ファンタジーの世界観!外国人観光客に一番人気なのも頷けます。
この鳥居アーケードを抜けると、ちっちゃい鳥居の分岐点が現れます。
右か左か、どっちに行けばいいんだッ!答えは、どちらを選んでも同じ所にたどり着きます(笑)悩んで立ち止まるよりも、走りだせば到着するゴールはどの道を選んでもたどり着けるというメッセージなのでしょうか?
こうしてちっちゃい鳥居を抜けると、「おもかる石」なるエリアに到着します。
この石、重く感じる?軽く感じる?
お賽銭を入れ、願い事をして左右のどちらかの石を持ち上げます。その石が重く感じれば願い事が叶うまで大変。軽く感じれば簡単に叶うそう。
いざ私も!!
「重い…」。京都観光大使になるにはまだまだ道は長そうです…
神隠しにあう人々
こうしておもかる石を後に、まだまだ上を目指します。
皆さんはお気づきだろうか…?
徐々に人が減っている事に…決して人がいないタイミングに撮影しているわけではありません。明らかに少なくなっているのです!!
確実に神隠し…ではなく途中で諦めて皆下山されるんです。しかし私は諦めません!山頂に何があるのか確かめるために!!
そこには、絶景が広がっていた
帰っていく観光客を横目に、ひたすら登って行くと、そこには絶景が広がっていました!!
この景色のご褒美は最高すぎる!ありがとう伏見稲荷!そう感謝を告げようとふと案内図を見ると…
まだ半分だとッッ!?
もう一回言う!まだ半分だとッッ!!?
山頂だと思ったら、まだ半分でした…
絶望の中、鳥居が語りかけてきます。
「お前は観光大使になりたいのだろう?山頂に何があるのか確かめなくていいのかい?と」
「京都観光大使になるんだッ!!」その想いから、ふくらはぎがパンパンの中、登山を続ける決意を固めいざ山頂へ!
人はどんどん減っていき、カオスになっていく伏見稲荷。
口から竹を発射しているキツネがいたり
怪しげな儀式を行いそうなロウソクが立てられていたり
ここ、伏見稲荷大社は24時間入る事が出来るらしいですが、夜歩いたら普通に怖そう(笑)
そして山頂へ!絶景への期待MAX!
長い長い上り階段を抜け、いよいよ山頂に到着!山の半分であれだけの絶景を見せてくれた伏見稲荷大社!山頂はさぞかし美しい景色を見せてくれるのでしょう!!
えっ!?
建物が邪魔で何も見えない…360度どこにも絶景は広がっていませんでした…
これは、上を目指す人に対しての何かのアンチテーゼなのでしょうか?山頂だからって欲しいものが得られるわけではないのだと!
伏見稲荷大社さん、ドSすぎやしませんか!?
下山に驚きのサプライズ
山の中腹で見た景色以上を期待していた分、がっかりと下山を始めると
鳥居から差し込む夕日が美しすぎる…まさかこの景色を見せようとこんな長時間登山させていたのか!?
先ほどの中腹部分の景色も、日が沈み始めていて、行きとは違った景色が広がっていました。
私は京都観光大使になりたい夢(=山頂)を掲げていますが、大切な事は山頂にたどり着く事ではなく、道中にこそ楽しい事がたくさんあって、同じ景色でも、時間が変われば見え方も変わる(=物事の捉え方で世界は変わる)というメッセージなのかもしれません。ありがとう、伏見稲荷大社!!
まとめ:時間に余裕があれば是非山頂まで!
今回は、伏見稲荷大社の山頂までを紹介させて頂きました。
往復で2時間以上かかった(ひたすら登山していたので、ゆっくり登ればもっとかかると思います)ので、色々な観光地を周る方には難しいかもしれませんが、山頂までの道中で大切な事を教えてくれる素敵な名所だと思いました。
下山後は、祇園まですぐなので、ゆっくりとディナーを楽しんむのも良いと思いますよ!
今回の記事がみなさまのお役に立てば幸いです。
他にも京都関係の記事を出しておりますので是非他の記事も読んでみてくださいね!
おまけ:謎のパッカーン鳥居