タクシーの運転手さんから聞いた意外な真実
日本屈指の人気観光地、京都。昔ながらの情緒溢れる街並みは、国内外問わず誰もが一度は訪れてみたいと思う場所でしょう。
でも、こんなことをご存知ですか？ 京都が第二次世界大戦時の爆撃からほぼ無傷で逃れたという事実。その理由については、京都の多くの神社仏閣をアメリカ軍が保護したから、と言われてきました。
しかし、それが一体、本当のところなのでしょうか？今回は、京都生まれのタクシードライバーさんから聞いた京都が爆撃されなかった本当の理由を皆さんにお伝えします。
名だたる歴史的建造物を敬い保護した？
一般的に言われている理由が、京都には多くの神社仏閣という文化遺産が存在することを考慮し、アメリカ軍は意図的に京都を爆撃対象から外したとされています。
一見、美しい風景と古都の雰囲気が今も残る京都を、後世に向けての遺産として維持したかったという考えは、美しい理由に思えます。
しかし、タクシードライバーさんの口から飛び出した真実は、もっと戦略的なものでした…
京都は戦略的価値が低かった？
タクシードライバーさんからの真実はもっと現実的で、もっと戦略的な理由でした。
当時のアメリカ軍の最優先課題は、日本の戦闘能力を無力化すること。そのためには、首都や兵器工場などを破壊することが一番効果的だったわけです。
その観点からすると、東京や大阪が狙われるのは明白で、京都は大きな戦略的価値を持たなかったのかもしれません。
しかし、全く無傷ではなかった
しかしながら、京都が全く被害を受けなかったわけではなかったようです。
そう、京都の三条通りがその一例。この通りは物流の重要な動脈として機能しており、それゆえに爆撃のターゲットとなりました。
その影響で、狭く入り組んだ道が多い京都の中でも、三条通りは他の通りに比べて広く、第二次世界大戦後に舗装されているため新しさが感じられる道となっています。
真実は想像以上に現実的だった
「京都は美しい古都だから爆撃から免れた」。一見、感動的な説ですが、その真実はもっと現実的な理由によるものだったのかもしれません。
何にせよ、京都に関わらず後世に美しい景色を残していくためにも、一日も早く世界から紛争がなくなるよう、まずは私たち一人一人が小さな争いを起こさないように平和に生きていく事が大切ですね！
今回の記事が京都観光のお役に立てば幸いです！他にも京都住民だから知っている穴場スポットや地元で人気のグルメなどを紹介していますので、合わせて読んで見て下さいね！
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