祠って何のためにあるの?
千年の都、京都。多くの重要文化財や世界遺産の神社仏閣が魅力の日本有数の人気観光地ですが、京都には、町の至る所に祠(ほこら)があるのをご存じですか?
今回は、ふとした好奇心から、神社、お寺と何が違うのか?祠にはなんの役割があるのかを調べてみました。
[目次] 1.祠はなんのためにある? 2.神社と祠の違いとは? 3.更なる謎「卍」とは!? |
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祠はなんのためにある?

祠について調べてみると
祠とは「神様を祀る小さな社の事で、神宝を納める倉を意味する神庫(ほくら)が訛ったもの」とされています。
神様を祀っているという事は、お寺ではなく神社系の建築という事。
神道には、八百万(やおよろず)=全てのものに神様が宿るという考え方がある為、祠にはその土地を守る役割もあるようです。
神社と祠の違いとは?

祠が神様を祀るという事は分かったけれど、そしたら「ミニ神社」とか「小神社」でもいいのではないか?わざわざ祠と名付けるくらいだから、神社との違いがあるはずと思い、祠と神社の違いを調べてみると、面白い答えが出てきました。
祠と神社の違いは
・祠は「神様は遠くにあり、そこへ繋がる場所」
・神社は「神様を祀っている社」
と出てきました。なるほど!祠自体に神様がいるわけではなく、遠く離れた神社の神様を祀っているので直接その神社に行かなくても祠で繋がれる場所という事だったようです。
確かに昔は車もないし、毎日遠く離れた神社に参拝する事は難しいですよね!
感覚的には直接の会話が神社で、ZOOMのやり取りが祠と言ったところでしょうか。

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更なる謎「卍」とは!?

今回は、祠の謎について解説させて頂きました。しかし京都の祠を撮影していて更なる疑問が湧きました。
「卍」ってなんだろう?なぜか京都の祠には皆「卍」マークが入っていて、どういう意味なのか気になったので、次回の記事は「卍」の謎に迫っていきたいと思います。

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