京都の歴史のすべらな~い話
1000年の都、京都。多くの神社仏閣が立ち並び、荘厳とした佇まいの歴史的観光地ですが、その長く続く歴史から、多くの怪談話や都市伝説も多く逸話で残されています。
今回は、多くの逸話を残す京都で、ツッコミどころ満載の意味が分かると面白い話を3つ紹介します。
[目次] 1.面白昔話①【天皇の時計】 2.面白昔話②【ハゲ貴族】 3.面白昔話③【聖徳太子と食欲】 |
面白昔話①【天皇の時計】
平安時代のある日、天皇が一人で夜間の散歩をしていたところ、偶然にも別の貴族が夜這いをしにやってきました。
しかし、天皇は夜の暗闇の中で彼を見つけ、彼を捕まえ、城内に監禁してしまいました。この貴族は、天皇がどうやってあんな夜中に私を見つけたのか尋ねると、天皇は「夜に鍾を鳴らすことは許されていないのに、あなたの時計が鳴っていたから見つけたのだ」と答えたと伝えられています。
この話は「天皇の時計」として有名で、平安時代のおかしな出来事として伝えられています。
…天皇はなぜ夜中に外を歩いていたのでしょうか?きっと自分の時計も鳴っていたのでしょうね(笑)
面白昔話②【ハゲ貴族】
平安時代の貴族である伊勢(いせ)三位という人物が、極端な節約家として知られていました。彼は、髪の毛を切らないで長髪を維持し、食事は豆腐と水だけで済ませるほど何かを失う事を嫌っていました。
ある日伊勢三位はお坊さんにこう言った「あなたは修行で髪や欲求など、色々な物を失っているね。私はお金も髪の毛もたくさんあるから羨ましいだろう」
話を聞いたそのお坊さんは伊勢三位に一言告げ、その場を立ち去っていった。すると次の日伊勢三位は頭を丸めツルピカになったのでした。
…お坊さんの一言「頭を丸めているかわり、石鹸はたくさんあるよ。あなたはそうやって大切なものを失っているかもしれませんね」。過度の倹約家は大切なものを見失っている教訓かもしれませんね(笑)
面白昔話③【聖徳太子と食欲】
ある日、聖徳太子が馬に乗って旅をしていると、通りかかった農民に声をかけられました。「太子様、今日はお食事はいかがですか?」という問いかけに、聖徳太子は「三度の飯より馬が好き」と答えました。
すると農民たちは「やはり太子様は仰られる事が違いますね、後ほど夕食をご用意いたします」と答え、聖徳太子は夕飯を美味しく頂くのでした。
聖徳太子は夕食を大変気に入り、「この肉をもう一度食べたい、どんな肉なんだ?」と聞くと、農民たちは「太子様の好物でございます」と答えたのでした。
…三度の飯(白米)より馬(肉)が好き…すれ違いとは怖いものですね(笑)
本日は京都の爆笑エピソードを3つ紹介させて頂きました。逸話なので真実は分かりませんが1000年も語り継がれる伝承話にはロマンを感じますね!信じるか信じないかはあなた次第です!
他にも京都旅行に役立つ記事を発信しておりますのでそちらも合わせて読んで頂けますと嬉しいです。