京都あるあるの真実、お伝えします
日本古来の歴史的風景が人気の街、京都。
1000年の歴史を持つここ京都には、京都ならではの「あるある」や「ウワサ話」が存在します。有名な話で言えば、京都人は腹黒いなど…
今回は、元関東人で、2020年に京都が大好きで引っ越してきた私が感じた、京都あるあるの真実3選をお話します。
[目次] 1.ウワサの真相①【京都人は一日体験の舞妓さんがすぐ分かる?】 2.ウワサの真相②【道を聞くと独特な言い回しがある?】 3.ウワサの真相③【京都人は本当に腹黒い?】 4.控えめに言って、京都は最高です! |
ウワサの真相①【京都人は一日体験の舞妓さんがすぐ分かる?】
京都観光では、舞妓さんの一日体験が定番人気です。
白塗りをし、華やかな着物を羽織り、京の街を歩いていると、自分も観光客であるにも関わらず、見知らぬ観光客が集まって写真をお願いされる事もしばしば。
それほどパッと見では判断がつかない一日体験の舞妓さんと本物の舞妓さん。京都人はすぐに見分ける事が出来るのでしょうか?
結論は「100%見分けられます!」
私も京都に引っ越してきた際は「見た目が同じなら分からなさそう」と思っていたのですが、毎日京都で暮らしていると、自然と「あれは観光の方、あれは本物の舞妓さん」と見分けられるようになっていました。
細かな歩き方や所作の違いなのですが、普段着物を着慣れている人と着慣れていない人の着こなしが全然違うのが、京都に住むと見分けられるようになりますよ!
ウワサの真相②【道を聞くと独特な言い回しがある?】
京都観光で、京都人に道を聞くと、独特な言い回しで道を説明されて、更に分からなくなる表現があります!
それは「上がる(あがる)」「下がる(下がる)」の言い回しです。
これは覚えてしまえば簡単なのですが
・上がる=北に
・下がる=南に
と言う意味を表しています。なぜそんな表現になったかと言うと、京都市内の中心地に「京都御所」があり、元々天皇が住んでいた事から、京都御所に向かう=上がる。京都御所から離れる=下がるという言い回しになったのだとか。
ちなみにそれを聞くと、京都御所より北にいる場合は上がるが南へ。下がるが北へと混乱される方もいるかもしれませんが、京都御所より北にいても上がる=北へという意味は変わりません。もしかしたら昔は京都御所より北は人が住んでいなかったのかもしれませんね!
ウワサの真相③【京都人は本当に腹黒い?】
よく京都人は腹黒いと聞きますよね。
有名な話では、ご近所さんに「お宅の娘さんのピアノはお上手ですね~」と言われる本当の意味は「ピアノの音がうるさいので静かにしてもらえます?」という意味なのだとか。
本音は言わず、一見褒めているような言い回しなので怖いですよね…
この件に関しては私が住んでみての主観になりますが「京都人は腹黒くありません!」
住んでみて思うのは、一言でいうと、「根が優しい人だけど、警戒心が強いタイプ」が多いです。仲良くなるまでは時間がかかりますが、一度仲良くなってしまえば優しい人が多いですよ!
ちなみに京都人が本音を言わないイメージになったのは、時は平安時代、平清盛(平家)は、禿(かむろ、かぶろ)と呼ばれるおかっぱ頭の子供を常に町に配備し、平家の悪口や陰口を言う者を見つけては密告させていた歴史がありました。
そのため平安時代の京都では、密告されないように、直接的な表現を避けるようになったのだとか。平安時代のイメージが今も続いているのはすごいですよね(笑)
東京に住んでいても、江戸っ子感のある東京人がいないのと同じかもしれませんね!
控えめに言って、京都は最高です!
今回は、京都あるあるの真実3選をご紹介しました。私は関東から京都へ引っ越してきました。
最初は文化の違いに戸惑う事もありましたが、嫌な事より楽しい事の方が圧倒的に多いです!京都最高!!
他にも京都観光に役立つおすすめグルメや絶景スポットなどを紹介していますので、合わせて読んで、皆さんの京都旅行がもっと楽しくなると私もとっても嬉しいです。是非参考にしてみて下さいね!