桜の京都を堪能したい人、必見です!
日本屈指の人気観光地、京都。一年中観光客で賑わっておりますが、その中でも春のお花見は、特に人気シーズンの一つです。
みなさんは桜の種類、どれくらいあるかご存じですか?実は日本全国で約100種類あると言われています。
今回はその中でも、京都に咲く桜の中で、有名なものから変わり種の桜まで、オススメ厳選5選をご紹介します。
桜といえばの代名詞【染井吉野】
染井吉野(そめいよしの)は、日本で最も有名で多く植えられている桜の一種で、京都をはじめ、全国各地で見ることができます。
染井吉野は、江戸時代中期に奈良県の染井村(現在の橿原市)で発見された品種で、その美しさと優れた耐寒性、繁殖力などから、現在まで多くの人々に愛され続けています。
淡いピンク色の5枚の花弁を持ち、花びらが広がっていく様子が美しく、一本の枝に多くの花を咲かせるため、華やかで目を引く特徴があります。また、開花が早く、比較的短い期間で一斉に咲くため、卒業式や入学式を彩る、アイコン的な存在となっています。
[開花予想2023] ・3/20頃 [みごろのエリア] ・八坂神社 ・清水寺 ・平安神宮など |
夜に際立つ艶やかさ【枝垂れ桜】
枝垂れ桜(しだれざくら)は、日本原産の桜の一種で、枝や幹が垂れ下がるように咲き誇り、その優美な姿勢から、京都でも特に人気の品種です。
枝垂れ桜の花は、単為花で、淡いピンク色や白色をしており、花びらが長く、細く、曲線的に咲くため、独特の美しさがあります。また、花の密集度も高く、一面に咲いた枝垂れ桜は、まるで雪のような美しさを見せます。
また京都では、八坂神社奥にある円山公園の夜のライトアップは見どころで、毎年観光客の目を楽しませ続けています。
[開花予想2023] ・3/24頃 [みごろのエリア] ・円山公園 ・嵐山 ・平安神宮 |
華やかさ×可愛さ【八重桜】
八重桜(やえざくら)は、染井吉野よりも花弁が多く、二重咲きになっている桜のことを指します。
八重桜の花弁は、普通のソメイヨシノよりも数が多く、花びらの重なり合いが美しいため、繊細で豪華な印象を与えます。
八重桜は、開花時期が染井吉野よりも遅いため、染井吉野を見逃しても春の京都を八重桜で楽しむ事ができます。
[開花予想2023] ・4月上旬 [みごろのエリア] ・金閣寺 ・下鴨神社 ・大徳寺 |
背丈の低い仁和寺の有名桜【御室桜】
御室桜(おむろざくら)は、京都市左京区の御室山一帯で見られる桜の品種で、日本三大桜の一つとして知られています。
御室桜は、一重咲きから八重咲きまで、さまざまな花弁の数や色合いがあり、その美しさから「千本桜」とも称されます。ソメイヨシノが散った後開花し、4月下旬から5月上旬にかけて満開を迎える遅咲きの桜です。
また、木の背丈が低いため、花びらを目の前で鑑賞できる事も人気の一つとなっています。
[開花予想2023] ・4月中旬 [みごろのエリア] ・仁和寺 |
黄色い花びらが特徴的【御衣黄桜】
御衣黄桜(ぎょいこうざくら)は、花の色が黄色みを帯びており、個性的な花を咲かせることから、桜の中でも注目される存在です。
御衣黄桜は、他の桜と比べて開花時期が遅く、ソメイヨシノが散り終わったあとに咲くため、桜のシーズンを延ばすことができます。
京都の桜シーズンで最も混むと言われている3月下旬~4月上旬を避ける事ができるので、比較的ゆったりと観光する事ができます。
[開花予想2023] ・4月中旬 [みごろのエリア] ・平野神社 ・京都御苑 ・雨宝院 |
今回の記事が皆さんの京都旅行のお役に立てば幸いです。
他にも京都住民だから知っている穴場絶景スポットや、激うまグルメなどを紹介しておりますので合わせて読んでみて下さいね!