京都観光

【神社とは違う】知らないと恥ずかしいお寺マナー【参拝のお作法】

二礼二拍手一礼。お寺ではNGです!

お寺の参拝マナーってご存じですか?お正月には神社にお参りに行く方が多く、神社のお作法とごちゃごちゃになっている方もたくさんいると思います(かく言う私もそうでした)。

実は神社では良しとされているお作法も、お寺ではNGとされている事が多々ありますので、知らずにやってしまうと恥ずかしい思いをしてしまう事も…

今回は、ここだけ抑えておけばOKなお寺のお作法をギュッとまとめて紹介します!

[目次]

1.そもそもお寺と神社の違いって?
2.お寺のお作法をギュッと解説
3.まとめ:お寺のNGだけ抑えておこう
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そもそもお寺と神社の違いって?

お寺と神社の違いはたくさんありますが、一番の違いは信仰するものの違いでしょう。

お寺は中国・インドから伝わる仏様を信仰している一方、神社は日本起源のもので神様を信仰し、様々なものに神様が宿っている八百万(やおよろず)の考え方が特徴です。

寺社仏閣の見た目の差としては

お寺

  • 仏教を信仰するお坊さんがいる
  • 釈迦如来、聖観世音菩薩などの仏像がある(偶像崇拝)

神社

  • 鳥居がある
  • 神様を目で見る事はできない(仏像のようなものは無し)

この特徴を覚えておくだけで、「ここはお寺だっけ?神社だっけ?」と戸惑う事もないでしょう。

お寺のお作法をギュッと解説

普段お寺に行かない方が完璧にお作法を覚えるのは大変なので、大切な部分を4つにまとめました!

①【山門】合掌して一礼→敷居は踏まない

神社の鳥居と同じく、山門の前で一礼してから入りましょう。尚、敷居を跨ぐとき、男性は左足。女性は右足から一歩目を出します。

②【手水舎】手と口を清める

手順は神社と同じです。清める際は

①右手で水を汲んだひしゃくを持ち、左手を清める

②左手に持ちかえ、右手を清める

③右手に持ちかえ、左手に水を注ぎ、口を清める

④ひしゃくを立て、柄の部分を水で洗い流す

ひしゃくで汲む水は①の一回のみが良いとされていますので、何度も汲む事のないようにしましょう。

③【お賽銭】お賽銭はそっと入れる。二礼二拍手一礼はNG!

お寺のお賽銭は、投げ入れずにそっと入れましょう。

その後両手を胸の前に合わせ、合掌をします。この時神社のように二礼二拍手一礼をするのはNGです!

④【帰る時】山門から出たら再び合掌して一礼

帰る際は入る時とは逆で、男性は右足。女性は左足で敷居をまたぎます。

その後一礼し、合掌すれば参拝の完了です。

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まとめ:お寺のNGだけ抑えておこう

今回はお寺のお作法を紹介させて頂きました。

神社と全く作法が違えば覚えやすいですが、所々共通する部分があるので混乱しちゃいますよね!個人的にはお寺でやる事よりも、してはいけない事を抑えておく方が大切だと思いますので最後にまとめておきますね!

  • お寺では合掌=手を叩いて鳴らさない
  • お賽銭はそっと入れる
  • 山門で敷居はまたがない

今回の記事がみなさまのお役に立てば幸いです。

他にも京都関係の記事を出しておりますので是非他の記事も読んでみてくださいね!