和傘ってオシャレだけど破れそうで怖い…
和傘って華やかな模様や色とりどりのデザインがあって、とてもオシャレですよね!
京都観光で着物に着替えたらビニール傘ではなく和傘で合わせるのも、ワクワクしますよね!
しかし!!和傘は紙だから、雨に濡れたら破れちゃうんじゃないの?そう考えた事はありませんか?本日は和傘がなぜ破れないのか?買った場合の和傘のお手入れは?本日はそんな和傘の基礎知識をご紹介します。
なぜ和傘は雨で破れないの?
和傘の原材料は、竹と和紙で出来ています。和紙は洋紙と比べても強度が高いですが、それでも水に濡れれば破れてしまいそうですよね!それなのになぜ破れないかと言うと
亜麻仁油、キリ油、柿渋等を塗って防水加工しているから!つまり紙の表面に油でコーティングしているから雨に濡れても破れないんですね!しかし、何かに引っ掛けたりして一度破れてしまうと、布を使用している洋傘に比べ、穴が大きくなりやすい欠点もあります。
和傘の注意点とお手入れは?
①和傘を取り扱う際の注意点は?
・和傘と洋傘で決定的に違う部分、それは、和傘は常に頭を上にする事!洋傘は使った後は持ち手を上に傘立てに立てますが、和傘の場合は逆になります。和傘の頭にはヒモがついていますので、ぶらさげて保管するのが良いでしょう。
・もう一つの注意点は、雨傘を直射日光にあてない事、雨傘は表面を油でコーティング(防水加工)している為、和紙がパリパリになって破れやすくなってしまいます。もしも日傘として楽しみたい場合は、油でコーティングしていない日傘用の和傘を使いましょう。
②雨傘の使用後のお手入れは?
・使用後は和傘を開いて陰干しをしましょう。これは洋傘も同じですね!余裕があれば濡れた和傘をタオルで拭いてから陰干しをすると、より長くご使用頂けます。陰干しして、表面がパリッとしてきたら畳んで頭を上にして保管します。
インテリアにもなるので旅のお土産にいかが?
本日は和傘のお手入れと基礎知識を紹介させて頂きました。
京都には多くの和傘を取り扱っているお店がありますので、雨よけとしても、インテリアとして購入するのもおススメ!和室に和傘が飾られていたらとても華やかで可愛いですよね!
今回の記事がみなさまのお役に立てば幸いです。
他にも京都関係の記事を出しておりますので是非他の記事も読んでみてくださいね!