知る人ぞ知る絶景穴場スポット「毘沙門堂」
日本屈指の人気観光地、京都。今回は観光タクシーの運転手さんがオススメする「毘沙門堂」に行ってみました!
人ゴミを避け、ゆったり観光したい。上杉謙信が好き。元祖トリックアートの襖絵が楽しめる等、魅力満載の穴場絶景スポット「毘沙門堂」を紹介します!
1.毘沙門天は何の神様?
毘沙門堂に祀られているのはその名の通り「毘沙門天」。毘沙門天は戦の神「武神」として崇められていて、勝ち運アップのご利益があると言われています。
戦国武将の「上杉謙信」が深く信仰している事でも有名で、大河ドラマの上杉謙信役にミュージシャンのGACKTさんが起用された事でも話題となりました。
また、毘沙門堂のお堂内(撮影NG)には名入りの提灯が飾られているのですが、真矢みきさんや、三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんなどの著名人の提灯も数多く飾られていました。
[毘沙門堂] 住所:〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18 公式サイト:https://www.bishamon.or.jp/ |
元祖トリックアートの襖絵とは?
毘沙門堂のお堂の奥には通称「動く襖絵」が展示されています。(襖絵は撮影NG)
この襖絵が面白く、襖の左側から見た時と右側で見た時で見え方が変わるというもの。まさに元祖トリックアート!当時から目の錯覚を利用した表現があったことに驚きです。
また、襖絵の一室には「とりあわずの間」と呼ばれる一室がありました。
本来鳥と樹木には「コレ」と言った組み合わせがあります(竹にスズメ。梅にウグイス等)。しかし「とりあわずの間」は、鳥と樹木の組み合わせがおかしいんです。
なぜかって?
「とり」の組み合わせが「あわない」=「とりあわない」=「とりあわずの間」。客人が来た時にこの部屋に案内されたら「あなたには会う気がないよ」と言った洒落の利いた部屋なのですが、実に京都人らしい(笑)
襖絵を楽しみながら自然豊かな庭園を楽しむ時間は最高のひと時でした。
激レア!緑の桜「御衣黄桜」とは?
皆さんは緑色の桜「御衣黄桜」をご存じですか?上の写真をよくご覧ください。
ぱっと見葉っぱのように見えますが、実は桜の花びらなんです!
この御衣黄桜は京都でも咲いている場所が限られている+開花がソメイヨシノよりも遅い為、中々見ることの出来ない貴重な桜ですが、毘沙門堂では御衣黄桜を楽しむ事ができます。
また、山の中にある為、気温が京都市内よりも低く、4月中旬にも関わらず八重桜も満開でした!
毘沙門堂は秋もオススメ
今回は京都の穴場絶景スポット「毘沙門堂」をご紹介しました。ゆっくり周れて激レア桜も見れて勝ち運もアップ出来る毘沙門堂に是非一度足を運んで見て下さいね!
また、毘沙門堂は紅葉も綺麗な事で有名で、秋になると入り口の階段が紅葉のカーペットで紅色に染まります。
この記事が皆さんの京都旅行のお役に立てば幸いです。
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